スクールの種類別にメリットとデメリットが
英会話スクールを選択するときには、気に入ったとか、合わない、といった感覚的なものも重要ですが、その前にまず論理的に自分の目的にあったスクール選びをしておきたいものです。
スクールの種類によって、特長、つまりメリットとデメリットがありますので、ここではスクールの種類と、それぞれの特長をまとめておきましょう。
英会話スクールは大きく分けて次のようなタイプがあります。
大手英会話スクール
大手英会話スクールとは具体的に名前を挙げれば
- ECC
- イーオン
- ベルリッツ
- NOVA
など、広告やテレビコマーシャルなどでおなじみのスクールです。
もちろん名古屋にもこれらのスクールが主要な場所で開講されています。
大手スクールの良いところは、大手ならではの教育の質にあります。もちろん講師によってある程度のばらつくはあるでしょうが、基本的にトレーニングされた講師が用意されていますので、一定のクオリティーで英語を学べます。
逆にピンポイントでこれを学びたい!という場合は、大手スクールは融通が利かない場合もあるかもしれません。
しかし、スクールの数の多さ(最寄り駅などにスクールが多い)や、大手ならではの幅広いサービスなどが用意されているので、まずは基礎的な英語学習、あるいは趣味として楽しんで英語を学びたいといったニーズには最も適していると言えます。
中小規模スクール
これは全国展開ではなく、名古屋という地域に密着した英会話スクールです。
「名古屋 英会話スクール」で検索すると、大手スクールの他のこれらのスクールが表示されます。
大手とは異なり、限定された地域でのスクールとなりますので、大手並みの幅広いサービスとは少し違って、目的をある程度絞り込んだ内容で学習可能なのがこの種類のスクールの特長となります。
そのため、ある程度英語学習の目的が明確ならば大手スクールよりはこの手の中小規模スクールの方が、自分用のクラスカリキュラムにカスタマイズできると言えます。
ただし、講師の数が限られていますので自分の学びたいスタイルかどうかは無料体験レッスンなどで実際に自分の目でチェックしなければなりません。
幾つかの中小規模スクールを訪問し、学びたいことが学べるかを確認する手間という意味では、スクール選びに時間がかかるかもしれません。
(リンクは随時追加していきます)
個人スクール
中小規模スクールよりもさらにピンポイント的になるのがこの個人スクールです。
基本的には講師の自宅などに訪問し、教えてもらうというスタイルになります。
ネットなどの情報も個人スクールはなかなか入手しにくいため、どのスクールが自分にマッチしているかがわかりにくいことが多いと言えます。
そうなるとどうやってこのスタイルのスクールを探すかといえば、知り合いの紹介や、地域の評判に頼ることになるでしょう。
そのため明確な目的を持って英語を学習する場合よりはむしろ、地域内の近場で英語を学習したかったり、紹介されたりして通うようになるのが一般的です。
しかし、口コミや紹介で目的にあった先生と出会えれば、よりプライベートレッスンよりの密度の濃い学習ができる場合もあります。
訪問型スクール
個人レッスンに使い形ですが、講師が生徒の指定するカフェなどに訪問してレッスンを行うスタイルが、この訪問型となります。
個人スクールと比較すると、ある程度講師を選べるのが訪問型のメリットとなります。
グループレッスンではなく、個人レッスンを自宅に近い場所で受けたいという場合は、この訪問型を一つの選択肢にしてみても良いでしょう。
英会話カフェ
スクールとはやや形態が異なりますが、最近ではこの英会話カフェ的なスタイルも増えてきました。
名前のようにカフェかの手軽さのなかで英語に触れていくという感じになりますが、実際にはカフェというよりもスクール的な要素が色濃いところが多いようです。
スクールのように時間やカリキュラムに束縛されるのが嫌であれば、カフェスタイルで英語を学んでみるのも一つの方法です。
英会話カフェに関しては、別記事にて詳しく紹介していますのでよろしければご覧ください。
まずは学ぶ目的をはっきりさせてみましょう
英語を学ぶスクールにも、様々なスタイルや業態があります。
なんとなくまず英語を学んでみたいのなら大手スクールから。
目標を持って明確に期限内に習得したいのなら中小規模から。
そんなイメージでスクール選択をしますから、まずは自分がどのように英語を学びたいのか、なんのために学ぶのかをはっきりさせてから、スクールの種類を選び、無料レッスンを試してみてはいかがでしょうか。