英会話スクールへの通い方は色々とありますが、どのタイプにもメリット・デメリットがありますのでよく理解をした上でスクールを選ぶ事が重要です。
HPや新聞広告などには基本的にメリットしか書かれておりませんので、いい面だけを見て入会してしまうと、「ここはちょっと不便だな・・・」、「私の目的とは合っていないかも」また、「最初は楽しかったけれど、最近はなんだかめんどくさい」などと不満が出てきてしまう事も。
ですが、よく調べてから選ぶ事でそのような失敗は防げると思います。
それぞれのタイプ別にメリット・デメリットをまとめてみましたので、是非参考にして頂けたらと思います。
《 通い型英会話スクールのメリット・デメリット 》
「英会話スクール」と言うと一般的に思い浮かべるのが、通い型の英会話スクールだと思います。
代表的なものに、ECCやNOVA、イーオンなどがありますね。テレビCMや新聞広告等で1度は名前を耳にした事があるのではないでしょうか。
有名な芸能人や可愛いキャラクターなどを起用したCMは、見る人を「楽しそう、やってみたいな」と惹きつけるものがありますね。
通い型スクールと言っても色々と種類はありますが、まずは通い型スクール自体のメリット・デメリットを理解しておきましょう。
○通い型スクールのメリット
①共通の目的を持った仲間に出会える
通い型の英会話スクールは5~6人のグループレッスンが主になり、スクールの全体人数も多いので仲間意識を持って学ぶ事が出来るのが特徴です。お互いに刺激をしながら学べるので、当然モチベーションのアップにもつながりますね。他の人の勉強方法を参考にしたり、悩みを相談しながら学べるのも通い型スクールのメリットの1つです。
②講師の質が高い
レッスンを受けるに当たって、講師の質は気になる項目だと思います。質がよくなければ、いくらやる気があっても続かないですよね。通い型のスクールの講師は評価制度を取り入れたり、研修を受けなければならないなど一定の基準を設けています。ネイディブの講師や日本語が話せる教師が在籍していたりと質が高いので安心が出来ます。
③英語を学ぶ習慣が出来る
自分でカリキュラムを組んだりキャンセルが容易に出来るスクールだと、どうしても怠けがちになってしまう人もいるかも知れません。通い型のスクールはレッスンのキャンセルが不可であったり、レッスン日の振替が不可であるところが多いです。「行かなければならない」という習慣が出来ますので、自分管理では不安な人にはオススメですね。
◯通い型スクールのデメリット
①受講料が高額
通い型のスクールは講師が多数在籍している事や大手のスクールも少なくない為、どうしてもレッスンは高額になりがちです。グループレッスンのレッスン時間は1時間弱で3000円前後。週1回のレッスンになりますので、月で考えると10000円は超えてしまいます。もちろんスクールによって異なりますが、月4回で20000円なんてところもあります。出来るだけ安値で学びたい人にとっては不向きですね。
②英語を話す機会が少ない
グループレッスンが主である為に、マンツーマンに比べるとどうしても1人が発言する機会は少なくなってしまいます。講師1人に対して生徒が5~6人いる事になりますので、時には日本人の生徒同士で話す事もあるそうです。人の目が気になってしまいなかなか発言が出来ないタイプの方は、マンツーマンのレッスンの方が良いかも知れません。
③時間が固定されてしまう
レッスンの曜日や時間は決まっていますので、自分の好きな時間や空いた時間に受ける事が出来ません。ある程度自分の時間に余裕があり調整が可能な方は問題がないですが、毎週同じ時間を空ける事が難しい方だと受講が難しくなってしまうかも。学習塾と同じ感覚と捉えた方が良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
通い型のスクールは最もポピュラーで1番初めに考える手段かも知れませんが、メリット・デメリットは様々だったと思います。
自分の学びたいスタイル、または生活環境もスクールを選ぶに当たって大いに影響して来ると思いますので、しっかりと見極めてから通い型スクールを選んで頂けたらと思います。
もちろん無料体験があるスクールも沢山ありますので、試しにいくつか参加してみるのもいいと思います。